「Side Effects 2022-2024」フィールドワーク1:北海道大学博物館、モエレ沼公園、ウポポイ
https://scrapbox.io/files/6309f985d4d847001d4d0e5b.png
日付:2022年2月10日〜13日
https://www.youtube.com/watch?v=YlEa-c_JvwE
小咄:
二日目に訪れたモエレ沼公園では、キュレーターの宮井和美さんの案内で、ガラスのピラミッド内にある公園の設計に関する展示を見る。構想とデザインを担当した晩年のイサム・ノグチは、死ぬ一ヶ月前に全体プランを披露し、あとは残されたものたちに実現を託すと言って亡くなった。プランからはわからない多くの細部は、イサム・ノグチの他の作品の調査を通じて本人が構想したであろうかたちを突き止め、パズルを解くように穴を埋めていったという。残された模型を見ているうちにふとあることに気づく。すこし離れたところにある駐車場から公園に向けて歩いたときに橋を渡ったが、その下にあるモエレ沼は一面が雪に覆われていたためまったく見えなかった。でも模型の沼はちょうど三日月状に公園を囲んでいる。だから宮井さんに、モエレ沼公園は島なのかと聞いてみたところ、そうとも言えるかもしれないという答えに続いて、ここが島なら《IEIE》の候補地になるのではという議論が起こる。
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